いつでも、どこでも、そして通勤中に読めて、本を持ち歩くよりかさばらないしスマート。
移動や出張、通勤、旅行などなど、いろんなシーンで活躍しそうな電子書籍。
ですが、まだまだ読める本の種類が少ないと感じるのですが、今のうちにPDFファイルなどで電子書籍を作成して、電子書籍投稿サイトなどに掲載しておけば、早い段階でアクセスが期待できるかもしれません。
そこで、比較的手軽にPDFファイルが作成できる方法をご紹介します。
一般的な電子書籍のファイル形式ですが、EPUB、PDFなどがあります。
EPUBは、アメリカの電子書籍標準化団体を推奨する電子書籍規格。iPadや、ソニーのリーダーなどで採用されています。
どう違うのかというと、EPUBでは横幅や縦幅など、それぞれの端末に合わせてくれます。自由度の高いレイアウトが可能です。
一方のPDFでは、単純に固定された形になります。Webサイトでもよくみかけますね。
できれば、デザイン的な事も考えると、EPUB形式で作成したい所なんですが、ホームページと同じ様にプログラミングの知識が多少必要になります。
なので、本格的に作成する場合はEPUB形式が良いのですが、もっと手軽に作成する方法ではPDFファイルがおすすめです。
PDF形式のファイルを作成するには、例えばWordで文章を書いて、WordファイルをPDFに変換する方法があります。
またパワーポイントなどで作成した資料もPDF形式で書き出せますね。
ただし、バージョンによっては、そのままPDFで保存できない場合がありますので、そんな時は、PDF変換ソフトを活用してください。
おすすめは無料のオフィスソフト「OpenOffice」です。
OpenOffice
http://ja.openoffice.org/
まずは、こちらをダウンロードしてパソコンにインストール。
そして「文章ドキュメント」をクリックして「Writer」を立ち上げます。次にWordで作成して保存したファイルを Writerのソフトで開きます。
その後、メニューの「ファイル」→「PDFとしてエクスポート」をクリックすれば、PDFで書き出すことができます。
この流れだと、簡単にPDFファイルに変換できますので試してみてください。
今後は、一般の方がどんどん電子書籍を投稿されると思います。
すでに、電子書籍投稿サイトでは、会社やいろんな団体の方が、フリーペーパーやニュース通信をPDFで配布されています。
PDFでは、ホームページのURLアドレスがそのままリンクとして表示されます。
内容を見た方が、直接ホームページにアクセスしてくれます。
この様に、ホームページに誘導するために、販売促進として電子書籍を配布する。この流れが加速していくと思います。
僕もせっせと数冊の本を作成しています(笑)