先日、Googleがアメリカで行っていた、低品質コンテンツの順位を低下するという、ファーマー・アップデートと呼ばれる大規模なアルゴリズムの更新ですが、ついに英語圏ですが、全世界で導入されたそうです。
今回のアナウンスでは、アルゴリズムの導入は、特に英語圏になっているとのこと。
またユーザーが手動でブロックしたサイトの情報も、検索に反映していくとアナウンスされています。こちらも注目ですね。
Googleウェブマスターセントラルの公式ブログ の記事を見ていましたら、かなり大きな変動だったようで、自分のサイトが影響を受けたというたくさんのコメントが投稿されていました。
中にはコピーされたサイトが自分のページよりも上に来ているという声も。
またアルゴリズムの修正が入るかもしれませんが、まったくのコピーなのか、複数のサイトの内容もミックスされて書かれていて、コンテンツボリュームが多いからなのか、わからない点もありますが、ちょっと心配になる内容もありますね。
海外SEOブログの鈴木さんによると、Googleは以前から、アメリカだけではなく、他の国にも適用すると発表していた様ですが、公式アナウンスされましたね。
ただし、今回の適用は英語圏で、日本で起こったとしても、日本ではアメリカよりも影響は少ないと思う、という回答があったそうです。
さて、気になる日本での様子ですが、今回はどうやらまだ大きな変動はみられないようです。
僕も運営しているサイトをいくつか調べてみましたが、今のところは大きな変化は感じられませんでした。
ちなみに、今回のアルゴリズムの更新では、低品質なコンテンツを配信しているサイトだけではなく、良質な記事を配信しているサイトにも影響があったそうです。
海外のサイトを見ていましたら、いくつか対処法が出てきていました。特徴としては、サイトを全体の品質で見るようになったと言われています。
よくあるリンク目的の、ただ記事を書いて、リンクを貼っているブログなどが評価を落とすのではと感じています。
質を問わない、無審査、無料登録制のリンク集も影響を受けそうです。
急にアクセスの減少が・・・そういった事を避けるために、 海外のブログなどで紹介されている対処法についてまとめてみましたので、いくつかご紹介させていただきます。
■フォーマーアップデートのアメリカでの対処法
●コンテンツを作成する努力が必要
以前のページのコンテンツを改善する。ただ量を増やすのではなく、成功事例などを探して紹介するなど、有益なコンテンツをみつける。
[役立つコンテンツの例]
・成功事例
・お役立ちサイト、本、アプリ、動画などを紹介する(広告リンクは入れない)
・体験談
・うまくいっている人のインタビュー
・お客様の声
・お得なコツ
・プレゼント情報
●内部リンクを調整する
内部リンクの調整がもっと重要に。関連するページ同士をリンクしたり、1つのキーワードの関連性を高める。
●広告の掲載のしすぎに注意
広告リンクが多いページは、リンクを減らす。
配置の位置も重要で、上部に掲載しないなど。
以上になります。
いろいろサイトを回って情報をまとめてみましたら、こういった点が、いくつかのブログで書かれていたのですが、重複コンテンツや低品質ページを減らす事が必要なのかもしれません。
日本ではそれほど ファーマーアップデート (パンダアップデート) について声が出ていませんでしたが、
いくつかの著名SEOブログで、少しの適用があったのでは?という声もありました。
テストなどが行われているかもしれません。
近いうちに、動きがあるかもしれないため、今後の動向に注意していきたいと思います。